2026年度長岡市予算に関する要望書を提出


磯田市長と面会し3重点項目について意見交換
連合中越地協は11月20日(木)午後1時30分より、アオーレ長岡にて磯田達伸長岡市長と面会し、「2026年度長岡市予算に関する市政要望」を提出しました。
「2026年度長岡市予算に関する市政要望」(PDFファイル)はこちらから
当日は、矢島議長、長谷川副議長、五十嵐副議長、橫澤事務局長、半間事務局次長が出席しました。また、連合推薦議員である五十嵐良一、松野憲一郎両市議にもご同席いただきました。
冒頭、矢島議長より市長へ要望書を手交し、その後懇談に入りました。要望は8分野27項目にわたりますが、すべてを取り上げることは時間の都合上難しいため、以下の3項目に絞り、事務局より説明を行い、市長より見解が示されました。
■ 意見交換を行った重点3項目
① 長岡地域の医療体制の堅持と人材確保・労働環境改善への財政支援
診療報酬改定までの職員処遇改善に向けた助成金の新設 等
② 交通事故防止と交通の円滑化に向けた道路整備・管理強化
長岡東西道路の4車線化、雑草対策を含む道路管理の徹底 等
③ 小中学校の教育環境整備
特別教室および体育館への冷房設備の設置
■ 市長から示された主な見解
- 医療支援について
→ 診療報酬改定および改定までの支援については、県と連携して国に要望していきたい。医療機関への支援策も県と協力しながら取り組む。 - 道路整備について
→ 原発避難道路の整備状況とも関連させながら進めたい。道路管理については安全確保を最優先に創意工夫して取り組む。 - 学校施設の冷房設置について
→ 特別教室の整備は順次進めているが、切実な声として受け止め、予算編成の中で検討したい。体育館は国の補助制度の改善を求めている。国は原発事故時の避難所として整備する考えもあるようであり、動向を注視している。
また②に関連し、工業団地西部丘陵東地区への企業進出の状況と、それに伴う課題についても意見交換を行いました。
■ その他の要望・意見交換
重点3項目以外にも、
- 緊急性が高まる熊対策
- 民間企業における技術開発支援
- 豪雪時の物流対策
- 教育現場の実態 など
幅広いテーマについて情報交換・意見交換が行われました。
全体で40分弱という限られた時間ではありましたが、内容の濃い、非常に意義深い懇談となりました。今回提出した要望については、後日文書で回答いただく予定です。

