連合中越第97回地協委員会を開催
連合中越地協第97回地協委員会が、2月8日(木)午後6時から長岡市立劇場大会議室で開催されました。
地協委員会では前段に「連合新潟2024春季生活闘争方針」の学習会を行い、遠藤連合新潟副事務局長から方針の説明を受けました。今年の春季生活闘争のスローガン「みんなで賃上げステージを変えよう!」について意義と基本スタンス、取り組みに向けた基盤整備などを説明。特に賃金上昇分の価格転嫁の取り組みの重要性について説明がありました。次に賃金要求の具体的要求目標や位置づけ等を説明。中小組合の取り組みでは、規模間格差是正、雇用形態間格差是正、男女間格差是正なども説明。長時間労働の是正では、年次有給休暇取得促進の取り組みや、フリーランスなどあいまいな雇用で働く人を含めた、すべての労働者の立場にたった働き方の改善等の方針全般の説明がありました。
続いて、第97回地協委員会は、長谷川代議員(JAM新潟)を議長に選出して進行。
開会のあいさつで矢島議長は、能登半島地震の被害にふれた後、「今年の春闘は昨年に以上の賃上げが求められる。ただ物価が上がっているから賃上げを求めるだけでなく、生産性3原則に則り、労働者への適正な配分を求める立場で臨む必要がある。そのために連合を活用して理論武装してほしい。地協も5年ぶりに部門連絡を開催し情報交換を行う。地区総決起集会や、中小地場総決起集会も開催する。組織全体で賃上げのムードを作っていこう」と述べました。
次に、横澤事務局長が10月以降の主要な活動を報告し承認。構成組織からの報告事項として新教組から教員の働き方改革についてと私鉄総連越後交通労組から交通運輸関係の労働時間規制について報告があり、全体で課題を共有しましたました。
続いて審議予定事項では春季生活闘争関係、メーデー関係等を提案し決定しました。
地協委員会の最後に矢島議長の音頭で団結ガンバロウを行い、春闘勝利に向け決意を固めました。