第8回幹事会 長岡市長選挙磯田達伸氏政策協定締結式

連合中越第8回幹事会を7月17日(水)午後6時30分からまちなかキャンパスで開催しました。

幹事会の冒頭に、10月6日に行われる長岡市長選挙について、連合新潟として推薦を決定している現市長の磯田達伸氏と政策協定の締結式を行いました。締結式には連合新潟の小林会長も出席し、締結後に推薦決定書をお渡ししました。磯田達伸氏からは以下のように御礼のあいさつがありました。

「皆様、本当にありがとうございました。私は二期八年間市長を務め、残り二ヶ月となりました。この八年間、特にコロナ禍の三年間は市民や働く皆さんにとっても、市政にとっても苦しい時期でした。技術革新による産業活性化を図り、研究者やイノベーション人材を長岡に集めましたが、まだ十分に効果を発揮していません。また、子育て支援においても『日本一』を目指し、保育の質は全国トップとの評価を受けましたが、総合順位は18位にとどまっています。発達障害を含む子供たちの支援モデルを打ち立てる取り組みも進めていますが、まだ課題が多い状況です。少子化や東京一極集中の問題も深刻です。長岡の30代女性の非婚率は5年前の20%から30%に、男性は30%から40%に上昇しています。このままでは若者の数だけでなく、結婚する人も減少する懸念があります。賃金が低く、若者が結婚や子育てに踏み切れない現状を変えるために、産業を元気づけ、不要な制度の見直しを国に提言していく必要があります。今後も皆さんと協力し、働く人々の生活が楽になるよう、福祉の充実に努めてまいります。皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。」

磯田氏を激励の拍手でお送りした後、幹事会を開催しました。矢島議長からは次のようなあいさつがありました。

「国政運営の劣化が進んでおり、政権交代の必要性を感じている。賃上げも税金や社会保険料で相殺され、政治に対する不満が募っている。来年の参院選に向けた戦いも始まっており、労働組合としての政策立案に努めたい。」

小林俊夫連合新潟会長からは次のようなあいさつがありました。

「春闘の関係については、7月22日に最終集計を公表する。賃上げ率は4.4%。来年に向けて労務費を含めた価格転嫁を進める取り組みを行う。最低賃金引き上げ交渉は8月2日が山場で、8月3日に答申が出る見込みとなっている。」

その後、報告事項、審議予定事項について論議を行いました。審議予定事項では地協総会と躍進レセプション、市政要望アンケート、支部活動予定などについて論議し、了承されました。