「2025年度長岡市予算に関する市政要望」を提出
連合中越地協は、11月14日(木)午後1時からアオーレ長岡で磯田達伸長岡市長と面会して、「2025年度長岡市予算に関する市政要望」を提出しました。
この日は、矢島議長、野田副議長(代理で長谷川日本精機労組委員長)、橫澤事務局長、清水事務局次長が出席しました。また、連合推薦議員の五十嵐良一、松野憲一郎両長岡市議からも同席いただきました。最初に矢島議長から磯田市長に要望書を手交し、懇談に入りました。要望は、8分野26項目にわたっており、全ての項目について懇談できないことから、3項目に絞って、事務局から要望事項を説明し、市長からの見解などが示されました。3項目は①最低賃金の周知徹底とあわせて中小企業、零細事業者が賃金上昇分を価格転嫁できる施策の展開と診療報酬など公定価格となっている分野での労務費上昇分の適正反映②福祉分野での重層的支援体制の整備と専門人材の確保③小中学校の特別教室、体育館への冷房設置です。磯田市長からは①最賃遵守の取り組みとあわせて人手不足対策としても取り組んでいきたい②子どもの発達支援、引きこもり支援、DV被害者支援などに力を入れているがそのためにも重層的支援と専門人材の確保は重要と認識しているのでしっかり取り組んで生きたい③特別教室の冷房設置は順次進めている。体育館は国の補助制度が使いづらいため改善を要望している。あわせて国は原発事故時の避難所として整備する考えもあるようなので注視している。との認識が示されました。また、①に関連して、『手取りを増やす』政策についても意見交換を行い、引き続き連携していくこととしました。五十嵐市議、松野市議からも最賃引き上げの課題など話がありました。その他の要望ではカスタマー・ハラスメント防止について、民間企業における対策や教育現場の実態などを出して意見交換を行いました。全体で40分弱の時間でしたが意義深い懇談となりました。
今回提出した要望については、後日文書で回答されることとなっています。
提出した市政要望書はこちらです(PDFファイル)