2024春季生活闘争 部門連絡会を開催

連合中越地協は、中小共闘センターを発足させ、2月21日(水)午後6時20分から社会福祉センタートモシアと魚藤で、民間部門、医療部門、公務部門の部門連絡会を4年ぶりに開催しました。

 民間部門連絡会では、野田副議長が座長を務め、10構成組織15組合から32名が参加しました。最初に、矢島議長が「賃上げに向けて組合員の期待も大きい。しっかり情報交換し、交渉に生かしていきたい」といった挨拶を述べました。また、連合新潟遠藤副事務局長からは「各労組の声を受け、要請行動に反映したい」との挨拶がありました。各労組からは、事前調査表をもとに、組織構成、賃金要求や一時金要求のポイント、年次有給休暇取得状況、組合行事への参加実態、定年延長などの報告があり、その後意見交換が行われました。

 医療部門連絡会は、当日の欠席等もあり、飯田幹事と連合新潟川上副事務局長の二人で医療職場の実態を新副事務局長に伝える場となりました。また、公務部門連絡会は、清水事務局次長を座長に、2構成組織4組合から11名に加え、連合新潟戸根副事務局長が参加し、職場の実態や春闘の取り組みなどを話し合いました。

 第2部は19時30分から魚藤で行われ、各部門連絡会の報告と合同交流懇親会が行われました。矢島議長、連合新潟遠藤副事務局長のあいさつ、番場副議長の乾杯の後、各部門連絡会の報告がありました。民間部門では野田副議長が「幅広い業種・組織で内容がつかみきれず、時間が足りなかった。労働条件を改善しないと人材が確保できないという会社側の声もある。賃上げの追い風を活かそう」と報告しました。医療部門では飯田幹事から「医療は診療報酬という公定価格のため、価格転嫁できない」など、医療職場の厳しい実態が報告されました。公務部門では清水事務局次長が「民間に賃上げを頑張ってほしい。若い人たちに労働組合の必要性をしっかり伝えていく重要性など話し合った」と報告がありました。

その後、第1部で足りなかった様々な情報が交換され、五十嵐副議長の閉会あいさつに続いて、矢島議長の団結ガンバロウで春闘に臨む心合わせがなされました。