「農業・食料・環境問題を学ぶ」事業、ユニバーサル農園「Oasis R」の今年3回目のイベント

連合中越地協の「農業・食料・環境問題を学ぶ」事業、ユニバーサル農園「Oasis R」の今年3回目のイベント「じゃがいも収穫とヨモギ畑の管理」が7月20日(土)8時45分から行われました。今回はNPO法人UNEとの共同イベントで、連合からは大人57人、子ども21人が参加し、その他見附市の養護施設やフードバンク利用者なども参加して、全体で100人を超える参加者がありました。
当日は集合時間の直前から雨が降り出したため、集合地点のふるさとの森管理棟で開会式を行い、天候の回復を待ちました。開会式では、NPO法人UNEの家老代表から「天候に左右されるのが農業の宿命。これも農業体験の一つ」とのあいさつがありました。続いて、連合の番場副実行委員長のあいさつと作業の説明が行われました。幸いにも開会式終了とともに雨が小降りとなったため、畑に移動を開始しました。畑は雨でぬかるんだ状況でしたが、作業を開始。最初に、ジャガイモの収穫作業を行いました。4月20日の第1回イベントで植えたジャガイモ2畝を全員で収穫しました。今年は昨年よりも大きなものが多く、子どもたちも両手に抱えながら運んできました。40分ほどで作業は終了し、休憩に入りました。休憩時にはゆでたてのジャガイモの味見をしました。休憩後、収穫したジャガイモは一人一袋ずつ詰めてお持ち帰り用とし、ショートコースの参加者はここで終了しました。

ロングコースの参加者はここからヨモギの管理作業に入りました。ヨモギは乾燥後、業者に売って畑の管理費を捻出する貴重な財源となるものです。家老代表の説明の後、作業を開始。あらかじめ刈ってあったヨモギを揃えて集めてトラックに積み込みました。一時間近く作業して終了しました。次の休憩には、ゆでたての枝豆が用意されていました。その後、昼食場所の管理棟前に再度移動しました。今回の昼食は「流しうどん」で、竹のとよにUNE自慢の手打ちうどんが流され、子どもたちが歓声をあげて食べていました。最後に記念撮影をして終了しました。収穫したジャガイモ約30kgはフードバンクながおかに寄贈しました。次回は10月26日(土)にサツマイモの収穫を予定しています。