「農業・食料・環境問題を学ぶ」事業 ユニバーサル農園「Oasis R」開園式を開催

連合中越地協の「農業・食料・環境問題を学ぶ」事業として、ユニバーサル農園「Oasis R」(NPO法人UNE×フードバンクながおか×連合中越)の開園式が、4月19日(土)午前9時から開催されました。当日は好天に恵まれ、連合中越地協からは大人45人、子ども16人が参加し、フードバンクながおかや福祉施設の利用者など、総勢80名を超える参加者が集いました。
開園式では、番場副実行委員長(地協副議長)が司会を務め、まず主催者を代表して、UNEの家老代表が団体の概要と農園の趣旨について挨拶を行いました。続いて、実行委員長の矢島連合中越地協議長が、本取り組みの目的やUNEとの連携についてあいさつしました。その後、参加団体からも挨拶があり、連携への期待と意気込みが語られました。
開園式後は、各団体に分かれて作付作業を開始。中越地協の畑では、まずジャガイモの植え付けからスタートしました。3本の畝に約30cm間隔で種芋約350個を植え付け。種芋を置く人、間に肥料を置く人に分かれ、実行委員の協力のもと、手際よく作業を進め、約30分で完了しました。続いて、昨年秋に植えた玉ねぎの除草と追肥作業を実施。冬を越して15cmほどに成長した玉ねぎのまわりを、丁寧に除草しました。
休憩を挟んだ後は、農園の整備作業を行いました。冬前に伐採した雑木を集めて燃やす作業も行われ、これが昼食の焼き肉の大切な熱源となります。
作業のあとは、参加者全員で昼食タイム。UNEさんの自家製米を使用した山菜おこわと、竹の棒に豚ロースを刺して、雑木を燃やした炭火であぶる豪快な串焼き肉を楽しみました。子どもたちも大人も大満足のひとときとなりました。
最後に、全員で記念撮影を行い、後片付けをして閉会となりました。自然とふれあいながら、農業と食、そして地域とのつながりを体感できる有意義な一日となりました。
次回は、6月14日(土)に玉ねぎの収穫とさつまいもの作付けを予定しています。