政策学習会と第100回地協委員会を開催

 連合中越地域協議会は、6月23日(月)午後6時より、長岡市立劇場大会議室にて「政策学習会」および「第100回地協委員会」を開催しました。

政策学習会「長岡市予算の説明会」

 学習会では、昨年に引き続き「長岡市予算の説明会」を実施。講師として、長岡市地方創生推進部政策企画課の中村課長・上村課長補佐をお招きし、4月発行の市政だよりを活用しながら、新年度予算の重点施策や市の財政状況についてご説明いただきました。
 講演では、「人の流れや企業の拠点分散の受け皿となる“選ばれるまち長岡”の実現に向け、原点である『市民協働』と『米百俵の精神』に立ち返る」ことを基本理念とし、5つの重点施策と関連予算について具体的に紹介されました。
 また、地協からは昨年度の市政要望と市からの回答、関連する予算等をまとめた資料を配布。今後は、長岡市内の全単組を対象にアンケートを実施し、次年度予算編成に向けた要望作成に取り組む予定です。

■第100回地協委員会 ―春闘総括と今後の活動方針を共有―
 引き続き開催された地協委員会では、長谷川副議長の開会挨拶の後、議長に千野代議員(基幹労連・北越メタル労組)を選出。
 冒頭、矢島地協議長より2025春季生活闘争を振り返り、次のように挨拶がありました。
 「3年連続で連合集計でも大幅な賃上げが実現したが、景気には不透明感がある。成果を来年にどうつなげるかが問われる。特に、最低賃金の引き上げは重要課題。今後、県の審議会での議論にも注目し、底上げにつなげていきたい。また、政治課題として参議院選挙も重要。新潟選挙区では打越さくら参議院議員の再選、全国比例では連合推薦候補10名全員の勝利を目指し、一丸となって取り組もう。」
 その後、2月以降の主な活動報告として、以下の内容が共有されました。

  • 総務・機関会議関連:春季生活闘争の中間取りまとめ、総決起集会、中小共闘センター・部門連絡会、労働相談キャンペーン街宣等
  • 政策・福祉関係:ながおかワーク&ライフセミナー、長岡地区労福協活動など
  • 教宣文化部関係:機関紙の発行状況
  • 国民・市民運動:第96回メーデー各地区大会、農業・食料・環境問題に関する取り組み
  • SJネット委員会:パワーアップセミナーの実施報告
  • 各支部:春闘およびメーデーに関する報告

 また、中間決算報告と岡地会計監査による監査報告も行われ、いずれも承認されました。

各種提案事項を審議・承認

 続く審議では、以下の項目について提案があり、いずれも承認されました。

  • 機関会議日程
  • 自治体要望および最低賃金引き上げに向けた自治体要請
  • 平和関連事業への取り組み
  • フードバンクながおかへのボランティア活動
  • 農業・食料・環境関連事業
  • SJネット委員会および各支部の取り組み

 また、構成組織である新教組からは、平和関連事業への協力要請がありました。
 最後に、番場副議長の閉会挨拶の後、矢島議長による「参院選勝利を目指す団結ガンバロー」で締めくくられました。

地協委員会終了後に第9回幹事会を開催

 地協委員会終了後には、第9回幹事会を開催。今後の活動予定の確認と、参議院議員選挙に向けた取り組みについても確認し、引き続き全体での取り組み強化を確認しました。