ユニバーサル農園「Oasis R」でじゃがいも収穫とヨモギ作業を実施








連合中越地協の「農業・食料・環境問題を学ぶ」事業の一環として、ユニバーサル農園「Oasis R」で今年3回目となるイベント「じゃがいも収穫とヨモギ畑の管理」が、7月19日(土)朝8時45分から開催されました。
今回もNPO法人UNEとの共催で行われ、連合関係者からは大人64名・子ども16名が参加。さらに見附市の養護施設の皆さんやフードバンク利用者など、多彩な顔ぶれが集い、総勢100名を超えるにぎやかなイベントとなりました。
畑で学ぶ、自然と命の大切さ
当日は、まさに夏本番の快晴。熱中症特別警戒アラートが発令されるほどの暑さの中、集合場所の「ふるさとの森管理棟」で受付を済ませ、いよいよ農園へと移動。木陰の涼しさを感じながら開会式が行われました。
司会を務めた番場副実行委員長(連合)に続き、UNEの家老代表から「猛暑も農業の一部。体調に気を配りながら、ぜひ農作業を楽しんでほしい」との呼びかけがありました。続いて、逸見副実行委員長(こくみん共済coop中越支所長)からの挨拶と作業説明を受け、作業がスタートしました。
ジャガイモを掘って、笑顔いっぱい!
最初の作業は、4月のイベントで植えたジャガイモの収穫。3畝分の畑で、大小さまざまなジャガイモを夢中になって掘り起こします。今年は猛暑の影響でやや小ぶりながらも、子どもたちは両手いっぱいに収穫したジャガイモを大事そうに運んでいました。
約40分間の収穫作業の後は、木陰でしっかり休憩。収穫したジャガイモは一人一袋ずつ持ち帰り、ここでショートコース参加者は終了となりました。
ヨモギで地域とつながる農業支援
続いてロングコースの参加者は、ヨモギ畑の管理作業に挑戦。乾燥後に業者へ販売され、農園の維持費に充てられる大切な作物です。
家老代表の説明のあと、事前に刈り取ってあったヨモギを丁寧に選別し、トラックに積み込む作業を協力しながら進めました。額に汗を光らせながらの作業も、仲間と声を掛け合ううちに自然と笑顔がこぼれます。
冷たいうどんとアイスでクールダウン!
作業後のお楽しみは、UNE特製の「冷やしうどん」ランチ。よもぎを練り込んだ手打ちうどんに、キュウリの浅漬けを丸ごと一本添えてさっぱりと。さらにデザートにはアイスキャンディーも振る舞われ、子どもも大人も「おいしい!」と歓声をあげながら頬張っていました。
最後はみんなで記念撮影を行い、イベントは笑顔のうちに締めくくられました。
なお、収穫したジャガイモ約60kgは「フードバンクながおか」に寄贈され、地域支援にもつながる有意義な活動となりました。
次回のイベントは、10月25日(土)にサツマイモの収穫を予定しています。たくさんのご参加をお待ちしています!